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ご挨拶

校長 柴田 義晴
  本年度より、本校校長に着任しました柴田義晴と申します。私は東京学芸大学教員36年の間に、イギリスやアメリカへの留学経験を多少持ちました。しかし、それは微々たる経験ですが、国際教育の特色を持つ本校での学校運営に少しでも生かしながら、学校経営に力を注いでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ところで、韓国では子どもの英語教育に父親が単身で国に残り、母親と一緒に英語圏の国に移住する人が増えているそうです。わが国では、海外出張を控えた多くの親が子どもの教育を考え、父親が単身で海外駐在に出向いている現状と異なります。三井物産会長の槍田氏は、どちらが子どものために良いのか、世界に、異文化にもっとアグレッシブに立ち向かうことが必要ではないかとある誌に寄稿されています。折しも、昨年は坂本竜馬の話題が日本を席巻していました。その時代、外に目を向けた若者が今日の日本の基礎つくりをしてくれました。本校は、グローバルな視野とコミュニケーション力を育む国際教育に特色を持つ学校を目指しており、この営みをさらに推進して、菊の子たちに将来の日本を担って欲しいと願っています。
 目を閉じて指を世界地図に差し置き、そこから日本に向かえと言っても決して向かうことはできません。自分の居場所が分からなければ進む道はありません。しかし、本校には泉友会の皆様が築いて頂いた伝統という羅針盤があります。私は、この伝統に胡坐をかくことなく、しかし大切に守りながら、またある時はそれを大切な礎として菊の子の未来に目をやりながら学校運営に努めたいと思います。
 最後になりましたが、泉友会の皆様には、いつも小嶋豊彦会長を通して温かいご支援を下さり有難うございます。厚く御礼申し上げます。泉友会には、学校と皆様をつなぐ「架け橋」、学校や菊の子の「応援団」として、今後ともどうぞよろしくご支援、ご協力の程、お願い申し上げます。

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