泉友会 会長 小島豊彦
泉友会会員の皆様、附属大泉小学校の先生及び俊傑会の先生方、保護者の皆様並びに学校関係者の皆様には日頃から当会に多大なご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
附小では3月17日に第68回の卒業証書授与式が行われ、新たに120余名の菊の子が泉友会の会員に仲間入りをしました。堀山先生作詞・木村信之先生作曲の 「二階の窓から今朝も見た・・・」で始まる「卒業の歌」は約半世紀を経た今も歌い継がれ、感動的な卒業式の伝統が脈々と受継がれています。また、卒業生を 送り出すと同時に有吉正博校長先生も4年の任期を終えられました。有吉先生は元箱根駅伝のランナーとしてご活躍されたスポーツマンで、附小の各行事で子ど も達に接し、皆に慕われて来ました。式の最後のパレードでは紙吹雪の中、奥様もご一緒に子ども達に見送られました。
4月には大泉地区の国際化への学校改革後、初の新1年生を迎え、新任の校長先生には以前に音楽の先生として当校で教えられていた筒石賢昭先生が就任されました。俊傑会の諸先生方が創り、受継がれて来た伝統のある附小の風土に新たな伝統創りが始まろうとしています。
泉 友会の会員にとって、伝統行事の中で「富浦臨海生活」は欠くことの出来ない共通の体験をする行事ですが、この生活の場の「富浦寮」改築の第1期工事が3月 末に完成のうえ披露され、子ども達の宿泊棟が新しくなりました。工事資金は「菊泉会」(後援会)が拠出し、またこの建築に際しては、泉友会会員で36回生 の彦根明君((株)彦根建築設計事務所、代表取締役)に当初から調査・設計・諸申請・監理をお願いし、2階建ての斬新で機能的な棟で、子ども達の生活を考 え素材にまで拘った素晴しい建物が完成しました。5月の4年生の体験学習から生活が始まります。
ところで、泉友会ではこの第1期工事の竣工に伴い、子ども達の生活に必要な備品、記念品等の寄贈のため、別途ご案内のとおり会員の皆様方にご寄付のお願いをしたいと存知ますので皆様のご協力をお願い申し上げます。