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学校の近況
富浦寮の改築について

副校長 細井 宏一

 現在、富浦寮の改築に向けて準備を進めています。食堂・厨房・風呂のある管理棟と児童が泊まる宿泊棟が渡り廊下で繋がった現在の施設は、昭和44年に建設されました。
 それから既に47年が経過しています。平成16年に宿泊棟を改築しましたが、管理棟の方が手つかずに残っていました。
 開校式や和楽会を行うこの建物には、卒業生の皆様の「汗と涙と思い出」が詰まっていることと存じます。その大切な大切な建物が無くなってしまうことは、たいへん心苦しいのですが、いかんせん老朽化は激しく、雨漏りをしたり、水回り等はひどく痛み、衛生的にも心配な状況でした。一昨年9月には、台風の風雨によりトタン屋根が吹き飛んでしまっています。応急処置でしのいでいましたが、限界に近い状況でした。
 富浦での移動教室や臨海学校の教育は、「たくましく清い心の子ども」を育成する我が校教育理念の根幹をなす、最も重要なものであると考えています。伝統的で普遍的価値ある活動を未来永劫に継続・発展すべく、管理棟の改築を行うことといたしました。
 既存の建物は平成28年4月後半から解体し、平成29年5月の完成をめざしています。現役の児童・保護者だけでなく、卒業生の皆様にも利用していただける施設になるように努めてまいりますので、ご理解とご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。


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