■６９回生の皆さん成人おめでとう
卒業時 ６年きく組担任　橋本 和顕

　小学生だった皆さんが，大きく成長され、自信に満ちて活躍されていることと思います。 　皆さんとは、入学と卒業の両方を受け持ち、６年間のうち４年間を共に過ごしたこともあって、小学校の中でも一人一人の成長を目の当たりにしてきました。入学の日、初めての教室を出る下校時に、こちらが膝をついて握手を求めると、恥ずかしそうな子や力強く握り返す子など、緊張感の中でのスタートでした。 　卒業の日。最後の教室を出るとき、一人一人からチューリップの花をいただきました。もう目の高さは同じ。穏やかで微笑んだ表情を見せてくれました。晴れ晴れとした卒業パレードのあの抜けるような青空は忘れられません。 　そして、三大寺先生の言う「明日は明日の風が吹く」を胸に、また一歩ずつ歩みを進めてください。

■成人おめでとう
卒業時 ６年ふじ組担任　志賀 克哉

　第６９回卒業生の皆さん、おめでとうございます。
２０歳になることで、法律的に許されることが増え、一歩大人に近づきました。中でも、飲酒が可能になるということは、卒業式の時に皆さんにサインをしてもらったボトルをついに開け、その酒を一緒に飲むことができることを意味します。ようやく実現しますね。
皆さんは成人したわけですが、「成人」と「大人」は同じ意味でしょうか。冒頭にも書いたように、私は皆さんが「一歩大人に近づいた…」と考えています。大人の定義は様々あると思いますが、私は、「『自分の為』より、『人の為』に行動することが増えること」、それが大人だと思っています。皆さんの活躍を楽しみにしています。　

■成人おめでとう
卒業時 ６年ゆり組担任　原　信一

　元気にしてますか？皆さんが大泉小学校を卒業して、丸々8年が過ぎようとしていますが、私は附属竹早中、某大学から更に某中高一貫校に流れ着きました。
　最近の日本に関するニュースでは、暗いものばかりです。とくに、イギリスの「The Economist」という雑誌では、2050年頃には日本は現在の先進国の立場から大きく落ちぶれているだろうという予想がされています。これは、単なる一つの予想に過ぎないなのかもしれませんが、自分たちの事ばかりだけでなく、もっと世界に目を向ける時に来ているのかもしれません。
　皆さんはそれぞれの道へ向かってしっかりと歩み始めている事と思います。優秀な君たちの力が、日本を変えていくのだと信じています。
　またいつかお会いできる事を楽しみにしています。元気でね。