2013年度 富浦臨海報告
今年度は、私たちOBOGにとって「再出発」の年でした。子どもたちが自由参加であった昨年度とは異なり、2年振りの全員参加での臨海生活であったこと、安全対策として50本近くのレスキューチューブが導入され、準備体制の見直しが必要となったこと、これまでの班編成からの変更など数々の変化を機に、私たちもまた新たなスタートを切ろうという気持ちで臨みました。
しかし変化の年でありながらも、OBOGが目標とすることは変わりませんでした。昔、自分たちが支えてもらった様に、子どもたちそれぞれの目標が達成できる様サポートをし、安全に臨海生活をやり遂げられる様、何ができるか考え、話し合い、努めて参りました。困難な場面に直面することもありましたが、子どもたちがそれぞれの目標に向かって挑戦する姿や仲間を想う気持ち、そして自分を支えてくれている周りの環境に感謝する心を間近で見ることができ、逆に刺激を受け、OBOGが成長する場面がありました。この様な子どもたちを目の前にし、様々な環境の変化がある中においても、大泉小学校の子どもたちには受け継がれてきた変わらない精神が在ることを改めて実感しました。
私にとって臨海生活は、原点回帰の場であり、成長できる場であります。このような大泉小学校の伝統である臨海生活にOOBOGとして参加させていただけることに感謝しながら、共に過ごした子どもたちがいつの日かOBOGとして臨海生活に参加できる様、またこれからも臨海生活のサポートを続けられる組織である様、今後もOBOG一同、精一杯努めて参りたいと思います。
武石 真(65回生)