今年度の富浦臨海は、東日本大震災が発生し「いつも」と異なる状況の下、不安を感じながらスタートしました。５月頃、学校から今年度も臨海が実施されると伺い、今年も参加できるんだと喜ばしく感じました。しかし、生徒は自由参加となり、参加者は全体の６割程となりました。普段と異なる状況に、OB・OGとしてどのように子供と接していけば良いのか、不安と緊張がありました。しかし、「いつも」通り接していくことが生徒にとって一番なことであると話し合い、「いつも」通り準備をし、先生方、生徒のサポートを一所懸命努めていくこととなりました。
臨海期間中、３期４期は通常通りの日程を過ごしていくことができましたが、1期は台風の影響で思うような練習ができず、2期は中止となりました。思い通りに練習できなかった生徒達や参加できなかった生徒達はとても悔しい思いをしたはずです。
　そんな生徒の皆さんは、是非将来OB・OGとして臨海に参加し、「いつも」通り臨海が開催されることのありがたみを実体験をもって伝えてもらいたいと思います。
　その生徒達のためにも臨海のOB・OG組織を途絶えることなく、これからも成長し続けられる様今後も努めていきたいと思います。

古別府 匡徳（62回生）