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学校の近況
私にとっての同窓会

筒石 賢昭 校長先生

 みなさんこんにちは。「縁」あってなりました大泉小の校長も2年目をむかえました。「思いで深いこの校舎」(卒業の歌より)で共に過ごした、あるいは時間を共有したという事実は「俊傑会」(本校に勤務したことのある教師の会)会員として大泉小に繋がっており、大泉小の卒業生の会「泉友会」のサポーターとしても会の発展を祈らずにはいられません。

私も同窓会にいろいろ入っていますが、中でも会として盛んに活動しているのは、高校の同期会と学芸大の「辟雍会」(へきようかい)とアメリカの大学の日本同窓会「日本イリノイクラブ」(JIC)です。若い時はそうでもなかったのですが、年が経つにつれ艱難辛苦をともにした仲間との絆は年々深まっています。高校の同期会は地元(新潟県高田)と東京でほとんど毎年やっていますし、東京での会には参加するようにしています。会の終わりにはいつも、昔風の校歌を懐かしがって皆で意気揚々と歌います。辟雍会の場合は、「事業部」の幹事をやっていることもあり、企画段階から参加しています。同窓会というと寄付金集めが主流になっているかと思いますが、お金だけではなく少子化の現実を見据えてより優秀な学生の援助や就職対策講座、法律相談(学芸大学でも弁護士が出てくる時代になりました)などを行っています。

アメリカの大学の同窓会はそれこそ世界規模の巨大な同窓会であり、世界各国に支部があり、私は日本での理事として参加していますが、卒業生で企業等に就職した人からの寄付金も多く、毎年アメリカから講師を招いてセミナーや総会を開いています。また1年間4名の大学生を授業料免除でアメリカに派遣することを既に30年以上も続けており、国際交流に役立てています。現在留学生選考委員を勤めており、泉友会出身の大学生にも是非応募してもらいたいと思います。
(イリノイ大学日本同窓会 URL:http://www.illini-club.jp/

このようにいろいろな同窓会を体験していますが、基本的には年齢、人種、ジェンダーや国等を超えた縦と横とのつながりのヒューマンネットワークが大切だと思います。大泉小学校も今年は創立70周年という節目の年を迎えて、本校でも国際社会に生きる子ども達を育てることを目指しています。国際社会で活躍出来る人間になってもらいたいという願いからです。

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