伝統と未来の調和
千葉副校長先生
この四月、附属大泉小学校は、学校史に刻む新たな一歩を、いよいよ踏み出す。
この「伝統と未来の調和」を求める学校改革は、子どもの中に大泉の伝統を再確認しながら、未来に生きる力を特化する学校創造です。
大泉の伝統である体験に根ざす「豊かな学力」を基盤に、未来を求めて「国際社会に活きる豊かな学力」を標榜するに当たり、
の四つをキーワードにしています。
そして、国際理解教育・帰国児童教育について永きに渡って開発してきた本校の実績をもとに、帰国児童学級から国際学級への改編を始め、三年ゆり組の開設など、グローバルスタンダードを求める七つの具体的な改革を進めていきます。
しかし、「質朴剛健、武蔵野の大地にしっかと足をふまえた自若の精神。おだやかで素直、しかも地味ながら真摯に満ちた強靱な魂。
ひたむきな情熱と旺盛な精神力」と言われる「大泉の教育」が変わるわけではありません。
「伝統と未来の調和」の中で育まれる後輩たちを、今後とも見つめ続けてください。