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学校の近況
富浦寮特集

■富浦寮改築第1期工事完成

昨年10月に地鎮祭が行われた富浦寮の改築工事。今回の工事は第1期工事として、子ども部屋が2階建てに新築されました。3月27日に改築完成式が執り行われました。

新しい寮の設計は泉友会会員36回生の彦根明さんが担当しました。

■棟上

2006年11月29日は快晴の中、棟上が行われました。たくさんの柱が次々とクレーンで運ばれていきます。工事の作業員の方が丁寧に組み立てていきました。

 

■地鎮祭

2006年10月2日に富浦寮の子供部屋の建て替え工事の地鎮祭が行われました。泉友会からは小島会長と岡副会長が出席しました。新しい寮は泉友会会員で36回生の彦根 明さんが設計したので、設計者として彦根さんも出席し、工事の安全などを祈願しました。

■竣工式

2007年3月27日に一部の関係者が集まり工事完成の式典を行いました。テープカットを行った後、新しい寮内を見学しました。今度の建物は2階建てで す。2階の部屋からは富浦の浜がよく見えます。きれいな壁、明るい室内、新しくなった富浦寮は、もうすぐ子供達を迎えます。

■設計にあたって

卒業生として富浦寮の建て替えに関わることができ、本当に嬉しく思っています。

一昨年の秋、実に31年ぶりに訪れた富浦寮は、私たちが小学生だった当時の面影をそのままに残していました。今回は第一期工事として宿泊棟の建て替えのみと なりますが、学校側(千葉副校長先生)から頼まれたことは、「木のぬくもりを感じる富浦寮の良さを、是非新しい建物にも残して欲しい」ということでした。 これは子供たちの体験施設として、とても大切なことだと思います。近年の建築工法・材料は、利便性や経済性ばかりを優先するあまり、加工品を集めて組み立 てるような考え方になりがちでした。新しい富浦寮は、床に4cmの厚さの杉板を使い、壁には珪藻土や藁を混ぜた材料を塗っています。新建材と比べれば、傷や汚れが付きやすいという面もあるかも知れませんが、正直な本物の素材は使うほどにその味わいを増し、触れる人の心にも少なからず影響を与えてくれるもの だと考えています。

2006年10月2日に富浦寮の子供部屋の建て替え工事の地鎮祭が行われました。泉友会からは小島会長と岡副会長が出席しました。新しい寮は泉友会会員で36回生の彦根 明さんが設計したので、設計者として彦根さんも出席し、工事の安全などを祈願しました。

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