77回生卒業パレード後に撮影
祝 成人
田代 勝
今年度の本校2学期終業式で、恒例の6年生代表挨拶がありました。「人の心を動かせるように頑張りたい」という結びの言葉でした。
77回生の皆さんを思い出さずにはいられませんでした。「心が動く」とどうなるか。そんなこともよく話したように思います。
寒さの中歩き通した日光クロスカントリー、組体操で本番で初めて成功した人塔、オペレッタで描いた七色の橋…。多くの心の動きによってぐんぐんと成長した皆さん、私の心にも深く刻まれています。
オペレッタでの「あの頃の自分とは違う自分に気が付いた」は、今まさにあてはまる時ではないでしょうか。
日本を背負って立つ皆さん、明るい未来のため活躍されることを心より願っています。
「変わったことと、変わらないこと」
岩岡 敬祐
第77回卒業生のみなさん、成人おめでとうございます。月日の経つのは早いもので、卒業してから8年が経とうとしています。富浦臨海などで会う人から近況を教えてもらうことがあります。元気に過ごしているようで担任として、とても安心し、また嬉しく思っています。
この8年の間に、大泉小学校は変わったところがいくつかあります。富浦寮が新しくなったこと、学校の約束が変わったこと(制服とか髪型とか)、タブレットが導入されたことがその例です。
でも、変わっていないところもあります。それは、「探究心」です。今は「探究」という授業がありますが、8年前もフリータイム学習がありました。自分でテーマを見つけ探究していったことを覚えているのではないでしょうか。オペレッタでも、ラーマにあった演技や演奏、ものづくりなどを探究していった姿は私も今でもよく覚えています。
大学などでもぜひ、小学校で培った探究心を発揮していってください。これからの活躍を願っています。
「先生、変わっていないですね。」
山下 美香
ここ数年、皆さんの何人かと会う機会がありました。学校に挨拶に来てくれたり、臨海学校で後輩に指導してくれたり。そのときに、このように言われ、最初は、私はまだまだ若いぞと思っていたのですが…。
学校に来てくれたときには、1年生の教室を一緒にじっくり見て、今も変わらずペアを大切に思っている様子が伺えました。また臨海学校では、後輩に優しく丁寧に指導していました。卒業後に会った皆さんが本当にすてきに成長しているのです。
皆さんのすてきな成長に私も「変わっていない」ではなく、「変わったね」と言われるように成長し続けたいと思います。これからも粘り強い菊の子魂を大切にして、自分だけの人生を大切に歩んでいってください。
77回卒業生の皆さんへ
河口 雅史
みなさんが創ったオペレッタ「七色の橋」の主題歌に「今の自分を昔の自分が見たらどう思う?大きな壁を乗り越えられたあの虹を追いかけるよ」という歌詞が在りました。
きっとこれまでに様々な壁と向き合ってきたと想います。もし余りにも高い壁だったら、違う壁と向き合うことも大切です。自分に合った壁を見つけ、乗り越えて行ってください。
そして、「みつじい」は宝物が仲間だということを教えてくれました。自分の言動が素敵な出逢いを引き寄せるはずです。よき出逢いに恵まれることを祈っています。
ゆり組の皆さん、元気ですか。海外と日本をつなぐ虹のような架け橋になって、輝いてくださいね。個性豊かなみんなと出逢い、共に学校生活を送った想い出は、私にとっての宝物です。またいつか会える日を楽しみにしています。20歳、おめでとうございます!
78回生卒業パレード後に撮影
菊地 良幸
いつの間にかあたたかい色…言うまでもありませんが、これは皆さんが創り上げたオペレッタの主題歌にある名フレーズです。松田聖子の名曲に登場するフレーズ「春色の汽車に乗って」、松本隆へのオマージュとも言えるような表現です。
学年主任の上田先生のこだわりにはいつも畏敬の念を抱くばかりでした。「あたたかい色」それがどんな景色なのかを追い求めるのは、附属大泉小78回生の永遠の課題なのかもしれません。フリータイム学習がずっと続いている感じですね。
あの日、オペレッタで共に歌った「手をつなごう」のメロディは、今も私たちの耳に響き、時を超えて絆を深めています。成人を迎えた皆さんが、新たな旅立ちを迎える今、赤いスイートピーのように鮮やかで、希望に満ちた未来へと進んでいってほしい。その一歩一歩が、大泉小の78回生としての美しい色彩を世界に描き出すことでしょう。
卒業以来の学びと成長に拍手を送ります。そして、これからも変わらぬ愛情を込めて、皆さんの歩む道を応援しています。
上田 真也
皆さんは覚えているでしょうか。卒業間際の学年集会で、私は次のようなことを皆さんにお話ししたと思います。
「この菊の園の良さとは異なる良さに、たくさん出会って欲しいです。そして、どの良さが自分に合うのか、たくさん考えて欲しいです。」
きっとこのようなことだったと思います。この附属大泉小学校には、たくさんの価値ある取り組みがあり、皆さんはそれをいくつも実現させてきました。
けれども、それとは異なる価値、場合によっては正反対の価値もあることを、これからの人生の中で知って欲しいというメッセージです。
卒業して6年余りが過ぎました。皆さんは、どのような異なる価値に出会ったでしょうか。そして、皆さんの心には、この附属大泉小学校がどのような存在として刻まれているのでしょうか。
異質と出会ったからこそ気付いた附属大泉小学校の価値について、今度は皆さんからのメッセージがいただけたなら幸いです。
吉原 茂
第78回生のみなさんご成人おめでとうございます。みなさんが附属大泉小学校を卒業して、はやいもので8年が経つのですね。月日の速さを改めて感じます。
さて、成人になる皆さんに次の言葉を贈ります。それは、「多くの人と出会い、共にいろいろなことにチャレンジすること」です。
若い時こそ、いろいろな人との出会い、刺激を受けてください。そして、結果はあまり予想せず、一緒に何かに挑戦してみてください。
この2つの経験が、みなさんのその後の人生をより豊かなものにしていきます。いつまでもいつまでも全力応援しています。