私達66回生は今年成人を迎えました。1月14日、成人の日に新たな門出を記念して同窓会を開催し、8年振りに同じ学び舎で育った仲間達と再会を果たしました。クラス毎の同窓会は何度か開かれていましたが、全体では卒業後初めての同窓会でした。会うまでは不安もありましたが、会が始まると大人になった中にもすぐに昔の面影を見付けることができ、懐かしい思い出話で盛り上がりました。中でも一番盛り上がったのは臨海の話です。6年の時に臨んだ男子の臨海は悪天候で波が高く、あと少しで大遠泳が中止になるほどでした。いつもの浜から泳ぎ始めることはできず、湾の中を何周も泳ぎ、隣の仲間と目を合わせながら必死に泳いだことを鮮明に覚えています。当時は気付きませんでしたが、今考えると先生方やＯＢＯＧの先輩方が万全の態勢でサポートしてくださったからこそ、無事に完泳できたのだと思います。そんな厳しかった自分達の臨海の話や、運動会、オペレッタの話は勿論、現在富浦スタッフとして参加した臨海の話など後輩達の話も含め、小学校での思い出を深く語り合うことができました。そして話をしている中で改めて母校への愛を強く感じました。また、6年の時に担任してくださっていた先生方にはビデオレターという形でメッセージをいただき、変わらない姿と懐かしい語り口に感極まりました。
　皆、口を揃えて言うのが、臨海や運動会、オペレッタなど大きな試練がたくさんあったけど、一つ一つ乗り越えるたびに成長でき、今の自分の根っことなる大事な部分をつくってくれたということです。後輩達にも自分達と同じような輝かしい思い出をつくって欲しいという思いから、これからも微力ながら小学校の活動に参加させていただきたいと強く感じました。最後になりましたが、今回、同窓会を開催するにあたって協力してくださった先生方、泉友会の皆様、そして何より参加してくれた仲間達への感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

（ 山田 勇輝 ）