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6回生の活動報告

 今号の特集「大泉の今昔物語」に寄稿して頂きました、千葉保人さん(6回生)をはじめ、6回生の方々は、これまで70回に渡る卒業生の中でも、特に活発にクラス会や学年会等を開催されていらっしゃいます。  千葉保人さんには、今年度菊祭りにおいての講演もお願いいたしました。戦争のお話や当時の学校について、詳しく楽しくお話をして頂きました。菊の子達も目を輝かせ、興味深く聞く姿がありました。学校が紡いできた歴史が、「人から人」へとつながる瞬間。歴史が紡がれてきたからこその素晴らしい時間でした。  6回生の方々は、『未完成文集 その一』と題した当時を振り返る文集の作成もされております。文集冒頭、六回生幹事の直井徹也さんが書かれた『はじめに』から一節を紹介させて頂きます。

 もう今から70年前にもなる、人生初めての学校生活を送った学芸大学附属小学校の学校生活の印象は、現在でも非常に強く残っております。軍事色一色に塗られた当時、軍事教育のただ中に置かれ、教育のモデルケースとなった母校で、我々6回生は数々のスパルタ教育を彷彿とされる厳しい教育を受けて参りました。  毎月22日の徒歩訓練、木曜日に虚構された断郊走、厳寒期に行われた寒行など、枚挙にいとまありません。おまけに戦争末期、49日に及ぶ学童疎開など、現在のモンスターペアレントやモンスター・チルドレンなどが想像も出来ない経験を耐え忍んだのです。 (中略)  忘れられない母校の思い出は、ことある毎に同期生同士が集まり旧交を温め、去りし日の追憶に暫く浸る機会が増え、それが楽しみになって来ました。 (後略)

 学校が紡ぐ歴史や伝統は、多くの卒業生方によって支えられて参りました。「伝統=悪しき物」という風潮がどこと無く広がる世の中において、学校では、素晴らしい伝統が今なお紡がれています。また、人と人とのつながりが希薄になる中で、同じ時間を共有した菊の園の仲間達とのつながりは、唯一無二の宝物ではないでしょうか。  皆様も6回生のように、積極的に同期会やクラス会などを開催され、今後も多くの菊の子達に伝統を伝え、また会員同士のつながりを深めてみて下さい。泉友会はそのお手伝いをさせて頂きます!

6回生からのお願い 〜探しています!!〜 東京府大泉師範学校附属小学校創立当時の「菊の園」第1号、第2号をお持ちの方は、複写させて下さい。その他どんな資料でも結構ですから、お知らせ下さいますようお願いします。(第6回同期会)

 

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