17期卒業のふじ組のクラス会が、去る2月27日、池袋の高層ビル内のレストランで、昼食会として開催されました。20名弱の集りでしたが、卒業以来という参加者もいて、大変に盛り上がった会となりました。
その席上、ある幹事が用意した2枚の写真が、皆さんに回覧されました。1枚は、1年生時の豊島園での集合写真。
先ず幼かった自分を探し、次にすでに亡き友の姿を求めていました。そして、現在残念ながら療養中の人や、その他の事情で当日参加できなかった友人らも見つけ、その写真の中の全員を探し当てました。
60年を経ても、面影は残っているものだと、皆感動の思いでした。

もう1枚の写真は、6年生の時、母校の近くで撮られたもので、そこには、少し逞しくなった子供たちの姿がありました。
私たちの小学生時は6年間クラス替えがありませんでしたので、前の写真と同じメンバーが並んでいました。
｢私たちは6年間同じクラスで、実のきょうだいのように育てられました。この仲間との関係を、一生大切にしたいと思います｣との参加者のスピーチもあり、まさにその通りだと、それら2枚の写真は、私たちに教えてくれていました。

3枚目の写真は、このページにあります当日の集合写真です。
皆さん60代の半ばを越え、自らの健康、親の看護介護、孫の世話、自宅のリフォームなどなど色々な問題を抱えながらも、60年前の面影を残して、微笑んでいます。
その姿はとても逞しくも見えますし、頼もしくも感じられます。どうか、これからいつまでも、小学生時代の面影を残し、そして微笑んでいてください。

Please stand by me.

（ 17回生　鈴木 晋 ）